心理学を学びたい!そう思って、このDVDの購入を検討されている方もいるかもしれませんね。今回、どうして私が心理学について解剖生理学と一緒に今回のDVDで学ぼうと思ったのか、少しお話をしたいと思います。

西洋医学の世界では、基本的には「対症療法」といって症状に対して「治療」をするというのが基本です。風邪をひいて喉の痛みがあり、内科を受診したとします。これも過去の私のように、扁桃炎を繰り返している人であれば耳鼻科を受診する人が多いかもしれません。内科と耳鼻科では、処方する薬もかなり違ってきます。内科だとまず総合感冒薬の処方とともに、抗炎症剤や抗生物質など医師の好みにもよりますが、このような処方の仕方が一般的に多いかもしれません。しかし、これが耳鼻科になるとまず総合感冒薬の処方は、ほぼありません。しっかりと、症状に対しての薬飲みしか処方されないケースがほとんどなのです。

内科であっても、耳鼻科であっても「問診」して、薬の処方をすることには変わりありませんが、耳鼻科の方がより部分的な症状に対して、「チクチク痛む」とか「ジンジン痛む」とかカルテに記載している医師が多いかもしれません。そんな中、看護師はこれを更に踏み込んで事前に問診を取っています。医師の診察の前に、「いつから」「どのような」症状が始まったのか、問診票に記載されている内容を見た上で、必要事項を拾い出していくのです。

外来や病棟では、時間に追われて数分でその業務をやらなければならないのですが、これがサロン業務になると、私自身こう思いながらクライアントの話をいつも聞いていました。

「この人の身体の不調は、何が原因で起きているのだろう」

これは看護師時代からずっと一緒だったのですが、臨床で看護師をしている時は、日々の業務に追われてナースコールダッシュをしながら、そんなに深く患者さんと関わることはできませんでした。サロンを始めたきっかけも、

「もっとゆっくり一人の人と向き合いたい」
「そして自分を追いつめることなく、子どもを追いつめることなく笑顔いっぱいのママを増やしたい」

そう思ったことが、起業のきっかけでもあるのです。

身体の仕組みをしっかりと知っていくと、その症状がいつから起きていて、どんなことが関連しているのかは、あとは会話術で見えてきます。そこまで原因究明できたら、あとはその根本の部分にアプローチをしていけばいいのです。そんなクライアントの心の奥を知っていくことで、より身体も改善し、心もより豊かになっていくのです。そのために、解剖生理学とともに今回心理学講座を一緒に学べるようにご準備致しました。

心理学を学ぶと言っても、本格的に学ぼうと思ったら時間もお金もかかります。私自身、NPL(神経言語プログラミング)を学んだことがありますが、学ぼうと思ったきっかけは、「パニック発作を持っている人が、セッションを2回受けて発作を起こすことなく乗り物に乗れた」ことを聞き、大変驚いて興味を持ち、お金を貯めて35万円払い心理学を学びました。結果、潜在意識に働きかけ、私のクライアントも1回のセッションで乗り物に乗れるようになり、心の世界について本当に驚きを隠せなかったことを今でも覚えています。

今回のDVDには、潜在意識の学びとともにクライアントの心の奥に隠れている身体の不調や苦しい感情を、どのように出していくことでクライアントが変わるのか?またうつの人の接する時の注意点など、教科書にはない私自身が親の躁うつ病を目の当たりにしてきた経験を元に、カンタンに学べるよう心理学講座もご準備致しました。